リウマチ性疾患患者に対するCOVID-19ワクチンによる副反応
- 2023年10月28日
- 講演会・セミナー・学会発表
2022年日本リウマチ学会学術集会で発表したものです。
関節リウマチや全身性エリテマトーデスなども含めたリウマチ性疾患に対するCOVID-19ワクチンの副反応の報告です。
演題名:リウマチ性疾患患者におけるCOVID-19ワクチン接種の副反応
・約400人を解析しています。
・一般内科患者と比べて、リウマチ性疾患患者は、全身症状(発熱、関節痛、皮疹、筋肉痛、倦怠感、頭痛の一つまたは重複)を多く認め、倦怠感の持続日数が長かった.
・1回目のワクチン接種で全身症状を認めると、 そうでない場合と比べて、関節リウマチの症状が悪化する頻度が高い.
コロナワクチンにより、リウマチ性の症状を発症することが報告されていますが、今回は含まれていません。
コロナワクチンによるリウマチ性疾患患者の一般的な副反応を対処とした日本人の報告は、現時点で、検索した限りありません。