米国リウマチ学会に参加してきました(ACR 2025)|明陽リウマチ膠原病クリニック|杉並区西荻窪駅のリウマチ科・腎臓内科・内科

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米国リウマチ学会に参加してきました(ACR 2025)|明陽リウマチ膠原病クリニック|杉並区西荻窪駅のリウマチ科・腎臓内科・内科

米国リウマチ学会に参加してきました(ACR 2025)

2025年の米国リウマチ学会に参加してきました。

今年度はワシントンDCで開催されました。大統領選挙直後でしたが、それほど騒がしい感じもしませんでした。

セッションも聞いてきました。グルココルチコイド(ステロイド)なしでも治療できるのか???というセッションがありました。関節リウマチ(RA)、全身性エリテマトーデス(SLE)。ANCA関連血管炎(AAV)でそれぞれ大御所が話していましたが、RAは可能だろうけど、SLE、AAVは無理ですねっていう内容でした。RAは当院でも基本的にグルココルチコイド(ステロイド)は使用しません。非常に活動性が高く、患者さんの日常生活が困ってしまう場合、いわゆる膠原病のような状況であれば別ですが、それ以外で開始することはありません。これは、グルココルチコイド(ステロイド)による副作用とのバランスです。当院はSLEやAAVでも、内臓の症状があまりなければ、グルココルチコイド(ステロイド)を使用しないで治療を行っています(これは経験値に左右される可能性があります)。

来年は、シカゴ。ものすごく寒い地域です。