小児のリウマチ|明陽リウマチ膠原病クリニック|杉並区西荻窪駅のリウマチ科・腎臓内科・内科

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小児のリウマチ

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小児のリウマチ

大人の方だけでなく小児リウマチにも、小児期から成人期への移行期の患者様にも対応いたします。

小児リウマチ

一般に成人が罹患するリウマチ性疾患ですが、小児も発症することがあります。
若年性特発性関節炎(全身型、関節型など)、小児シェーグレン症候群、若年性皮膚筋炎、全身性エリテマトーデスなど多くの自己免疫疾患は、診断が難しい場合も多く、また治療が長期にわたることが多い全身疾患です。診断、治療、合併症の管理には小児科のみでなく、整形外科、眼科、皮膚科など多くの診療科の連携が必要です。

若年性特発性関節炎(JIA)

小児のリウマチ性疾患の中で、最も多い病気が若年性特発性関節炎(JIA)です。
16歳未満で発症し関節炎が持続し、関節が腫れる、痛む、熱をもつ、赤くなるなどの症状があり関節を動かしにくくなります。指の関節などの小さい関節から手首や膝などの大きな関節にまで関節炎が起こります。全身型と関節型に大きく分かれ、さらに関節型は少関節炎と多関節炎などに分かれます。

全身型

高熱や紅斑、関節痛を主症状とししばしばリンパ節腫脹や肝脾腫を伴います。関節症状がはっきりしない場合もありますが、血液検査で白血球やCRP、フェリチンなどの炎症を反映する検査値が高くなります。

関節型

関節の腫脹や疼痛などが生じ、微熱や倦怠感を伴います。小関節炎ではぶどう膜炎が関節外の症状として出現することがあり、眼の充血や視力低下が起こる場合もあります。血液検査では、CRPなどの炎症反応の上昇や、関節炎に反映してMMP-3が上昇、抗CCP抗体やリウマトイド因子が陽性を示す場合もあります。

早期発見・早期治療が大切です

小児リウマチは適切な検査を行うことで早期発見につながります。
治療開始が遅くなり適切な治療を受けることができない場合は、関節に炎症が続くことで関節が壊れ、自由に曲げ伸ばしができなくなってしまう可能性が高まります。 お子様の体調や健康に関して気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。